格安賃貸物件をおすすめする理由
2023/3/22
2024/4/27
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なぜ、格安賃貸物件を活用することがそれほどおすすめなのでしょうか?
家賃が安い物件に引っ越すだけでいったいどんないいことがあるのでしょうか?
この記事では、おすすめする大きな理由3つを紹介します。
さらに詳しいメリットについて知りたい方は別記事「格安賃貸物件に住む圧倒的なメリット」で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
【この記事の目次】
なぜ格安賃貸物件をおすすめするのか?【3つの理由】
理由1:収入がそのままでも自由に使えるお金の量が増えるから
まずはやはりこれが一番の理由でしょう。
家賃は毎月必ず一定の金額で発生する費用、つまり固定費に分類されます。
一度入居して家賃金額が確定すると、食費や光熱費のように自分で月ごとの出費を調整して節約することができません。
さらに、一般的には支出全体における割合が大きい、すなわち金額がデカい固定費です。
実際に収入の3分の1近くの家賃を払っているケースもけっこう多いと思います。
だからこそ、この『巨大な固定費』にメスを入れて節約することができれば、得られる効果が非常に大きいのです。
収入がそれほど多くない場合でも、うまく活用できれば自由に使えるお金を作り出すことができます。
たとえば、仮に今まで家賃4万5000円に住んでいた人が、家賃3万円に引っ越したケースで計算してみましょう。
毎月1万5000円の節約 × 12ヶ月 = (1年あたり)18万円
なんと年間18万円が浮いてきます。これはけっこう大きいですよね。
実際に引っ越してみると、最初の家賃引き落としのときは前月より金額がグンと減るので、 「ぬおぅ?!今月の引き落としってこれだけで済むの?!?!」 みたいな感じで(わかっていても)驚きます。
しかも毎月『固定』の費用ということは、その節約効果は自動的かつ継続的かつ半強制的です。
食費のように「油断して今月は使いすぎでしまった・・・」ということはありません。他の物件に引っ越さない限り、格安の金額をずっとキープしてくれます。
理由2:起業や転職などステップアップにチャレンジしやすくなるから
起業や転職など、新しいチャレンジをするにはどうしてもコストがかかります。さらに起業の場合はある程度のリスクも覚悟の上で臨まなくてはなりません。
チャレンジしたいこと | かかるコスト |
---|---|
起業 | 開業のための資金、運転資金の準備などが必要。ある程度軌道に乗るまで最初はなかなか収益を得られない時期があるかもしれない。 |
転職 | 転職活動でかかる費用・必要な資格取得・退職による一時的な収入減など、お金のやりくりのことをしっかりと考えておく必要がある。 |
もちろん十分な貯金をしておくことがもっとも安心確実で、ベストな対応策です。
とは言え、ある程度の貯金があっても経済的・精神的な面の不安のことを考えてしまい、なかなか最初の一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
そこでこのような新しいチャレンジを考えている方のためのリスク対策のひとつとして、『格安賃貸物件に引っ越しすること』を提案します。
なぜなら、家賃という毎月の大きな固定費を抑えることができれば、一定のリスク軽減効果を継続的に期待できるからです。
経済的な不安やリスクを減らすことができれば、精神的な負担も減らすことができます。 しかも、その効果は自動的かつ継続的かつ半強制的です。
余計な不安を少しでも小さくすることができれば、目の前のことに集中しやすくなります。
そうすると自分が本当に取り組みべきこと(事業の立ち上げや転職活動など)に対してのパフォーマンスが必然的に上がり、よい成果を生み出すことにつながりやすくなります。
それ以外でも、家賃に使う予定だったお金を、事業をする上で必要な仕事道具(パソコンや撮影機材など)などに投入したり、資格取得やスキルアップの学習の費用にまわせるようになります。
こう考えると新しいステップアップにチャレンジするためのきっかけとして、けっこうアリな選択肢だと思います。
理由3:経済的な面でリスク対策になるから
理由2のような新しいチャレンジをする場合でなくても、社会生活を営んでいくためには様々なリスクが伴います。このようなリスクに対しては、まとまった貯金を作っておくことが一般的にはもっとも安心確実な対策とされています。
余裕資金で将来のための投資を行っている方もいるでしょう。
とは言え、
- 奨学金の返済など、毎月どうしても発生する大きな出費がある。
- 性格的にひとつの会社にずっと勤めることがどうしてもできず、転職を繰り返しがち。
- フリーター生活でなんとか生活している。
- 給料が安い。昇進してもほとんど給料が上がらない。
など、みんながみんな万全の状態でいられるわけではないですよね。
そこで、リスク対策のひとつとして格安賃貸物件に引っ越すことを提案します。
理由は、毎月の家賃という固定費を抑えておけば、もし何らかの事情で収入が一時的に減ることがあってもダメージを軽減することができるからです。
また、どうしても限界という状況に追い込まれてしまったときでも『(手遅れになる前に自分の身を守るために)会社をやめる』という選択肢を取りやすくなります。
たとえば超絶ブラックでこれ以上続けると心身が壊れてしまうというケースだったり、メンタル面で問題が発生して会社に行くのがつらすぎる場合などです。
もちろん貯金を作っておくのが一番安心なのは間違いないです。
とは言え、様々な事情でそれが難しい場合、「貯金できる状況になるまで・もしくは十分な収入を得られる環境が整うまで、格安賃貸物件に住んでおく」というのは、ひとつの手段だと思います。
もちろん万人にピッタリはまるわけではないし、デメリットもあります
ここまで格安賃貸物件をおすすめする理由について書いてきましたが、もちろんこの方法は万人にピッタリというわけではありません。
特に注意しなくてはいけないのは、環境によるストレスに敏感(かなり神経質)な人です。このような方にはデメリットにしかならないと思います。
たとえば私の友人で狭い空間は絶対に無理という人がいます。
この友人は一人暮らしですが、引っ越す時は家賃が少し高くても2DKや2LDKの物件を必ず選んでいます。そして(大勢で出かける用途ではほとんど使わないにも関わらず)車はとにかく広さ最優先で8人乗りミニバンに乗っています。
以前、この友人がワンルーム8畳の私の部屋に遊びに来た時に「俺はこの狭さは絶対に無理!!!ストレスでおかしくなる!!!!!」と言っていました。居住空間の広さについては絶対に妥協できないとのことです。
他にも
「自分が借りている駐車場の出口が狭く曲がりにくくて毎日ものすごくストレスを感じる」
「職場が気だるい雰囲気だとめちゃくちゃしんどくなってメンタルに来る」
「電車に乗ると疲れるので、多少お金がかかっても一人で移動できる車がいい」
など、この友人は環境に対してけっこう神経質です。
条件にもよりますが、格安賃貸物件にはどうしてもある程度の環境面の不便さがあります。
部屋が狭い・利便性が悪い・外の音が気になる・暑い・寒い・暗い・古くてボロいなどなど・・・
このような不便な環境に対して非常に強いストレスを感じる方はやめておきましょう。(その場合は、他の節約方法のほうがいいです。)
もちろん環境によるストレスに敏感な人でなくても十分注意が必要です。
先にも書きましたが、物件を選ぶ際は家賃を抑えつつも『ストレスや健康被害が発生しない範囲でなるべく格安の物件であること』が必須条件です。
なぜならあまりにストレスフルな環境だと、メリットよりもデメリットのほうが大きくなり、逆効果になってしまうからです。
また、セキュリティ面が少し不安な物件も多いと思いますので、そのような物件は女性にあまりおすすめしません。(このブログは主に男性が読まれることを想定して書いています。)
というわけで家賃が安いぶん、やはり格安賃貸物件のデメリットがたくさんあります。
具体的なデメリットについてさらに詳しく知りたい方は、別記事「格安賃貸物件に住む圧倒的なデメリット」をぜひ読んでみてください。
家賃を抑えつつもストレスフルな環境にしないためには物件の選び方が重要だと思います。格安賃貸物件の選び方については別記事「自分に合った格安賃貸物件を選ぼう」をぜひ読んでみてください。
適切に物件を選べば大きなメリットを得られる
デメリットのことも書きましたが、それでもやはり格安家賃物件を適切に選べば大きなメリットを得られると思います。
- 自由に使えるお金の量が増える
- 起業や転職などステップアップにチャレンジしやすい
- 経済的な面でのリスク対策になる
これら3つのメリットをもあわせ持つ手段は、なかなか他にはないと思います。
他の手段をあげるとすれば『まとまった貯金があること』や『不労収入があること』でしょうか?
ただ、貯金も不労収入も、手に入れるにはある程度の時間はかかります。
その点においては、「格安賃貸物件に引っ越す」という手段は時間もかからず、(引っ越しの手間はあるものの)ある程度は簡単に実行できます。
しかも、よほどの事情がなければ、格安賃貸物件に引っ越すという実際の行動に移している人は少ないと思います。
普通の人はやはりどうしても「まあまあそれなりの家賃」か、もしくは「相場よりほんの少しだけ安い物件」を選びがちです。
いくら格安とは言え、わざわざめちゃくちゃ不便な物件に引っ越す人はあまりいないでしょう。
こう考えると、現代社会を生き残っていく上で『他の人とは違う戦術で戦う』という観点において、差別化をはかることができます。
家賃を抑えて浮いたお金を自己投資にまわしてレベルアップすることもできます。これはすごく強みになりますよね。
このように、格安賃貸物件はたしかに「不便さ」という犠牲は伴うものの、うまく活用できれば大きなメリットを期待できると思います。
別にずっと住まなくてもいいし、うまく生かせばいい経験になると思う
このブログでは格安家賃物件をおすすめしていますが、これはあくまで『目的を達成するためのひとつの手段』として提案しています。
ここで達成したい目的は、自由に使えるお金を増やして、自分が本当にやりたいことにチャレンジしたり、現在の状況から抜け出すことです。
なのである程度まで目的を達成することができれば、別にずっと住み続けなくてもいいと思っています。
たとえば家族と住むことになればそれなりの居住空間や環境は必要になりますし、お金に余裕ができればずっと住みたかった街や憧れの物件に住んでみるのもいいでしょう。
状況に応じて適切に変えていけばいいと思います。
また、格安家賃物件での生活も意外といい経験になるかもしれません。
不便な環境を生き抜くために、様々な工夫や試行錯誤をする中で学ぶこともたくさんあるのではないでしょうか。
DIYや収納術に目覚めたり、持ち物を本当に必要なものだけに絞り込むことで、よりスマートな生活スタイルに変化することもあると思います。
しかもこうしたノウハウは、今後生きていく上でずっと役立つものだと思います。ある意味では自分の財産です。
また、他の人があまり住みがらない・住んだことのない物件での生活は話のネタにもできます。
なので、むしろ不便さを自分なりに工夫してどう改善するかを楽しみましょう。
(不便な環境でも少しでも快適に暮らすためのテクニックについては、別記事「格安賃貸物件でも快適に暮らす方法」をぜひ読んでみてください。)
まとめ
持ち家を建てるのと違い、賃貸住宅は状況に応じて住み替えを行うことができるのが大きな特徴です。 最近流行りのサービスに例えるなら、賃貸物件は『住居のサブスクリプションサービス』です。
そう考えると、今の自分にとって適切なプランを選択することが重要です。 格安賃貸物件への引っ越しは、スマホの格安プランへの乗り換えみたいなものだと言えるでしょう。
節約術としては、非常に効果の大きなものだと思います。
しかも引っ越すだけですからめちゃくちゃ難しいというものではありませんし、一度引っ越ししてしまえば自動的・継続的に節約効果を得ることができます。
(※何度もくり返しになりますが、くれぐれもストレスや健康被害が発生しない範囲で適切な物件を選びましょう。)
次の記事では、格安賃貸物件のメリットについてさらに詳しく解説します。