格安賃貸ハック

格安賃貸物件に住む圧倒的なメリット

2023/6/1

2024/4/27

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皆さんは、格安賃貸物件と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?

「家賃が安くて節約にはなるだろうけど、わざわざ住みたいとは思わない。」と感じる人が多いのではないかと思います。

しかし、実は格安賃貸物件には、節約だけではない圧倒的なメリットがあるのです。
特に「自分が本当にやりたかったことにチャレンジをしたい人」「現状から抜け出したいと思っている人」にこそオススメしたいです。

なぜオススメなのか?については、『格安賃貸物件をおすすめする理由』の記事を読んでみてください。

ちなみに、このブログで定義する格安賃貸物件とは、『自分が受け入れられる限界まで好条件を減らし、家賃をできるだけ抑えた物件』のことです。
あくまでおよその目安としてですが、都会なら4万円台以下、地方なら2~3万円台くらいを想定しています。(別記事で詳しく書いています)

この記事では、格安賃貸物件に住むことによって得られるであろう『圧倒的なメリット』を紹介します。

もちろんメリットが圧倒的であれば、デメリットも圧倒的です。この記事を読んだ後に、『格安賃貸物件に住む圧倒的なデメリット』もぜひ読んでみてください。

メリット1:収入がそのままでも自由に使えるお金を増やすことができる

まずは当然これです。

家賃は毎月必ず一定の金額で発生する費用、すなわち固定費です。
さらに、一般的には支出全体において割合が大きい固定費です。収入の3分の1近くを払っているケースもけっこう多いと思います。

毎月固定の費用であるということは、金額を抑えることができればその節約効果も毎月固定です。
しかも支出全体において割合が大きいということは、これを削れば大きな節約効果が期待できるのです。

たとえば家賃を2万円安くするだけでも、年間24万円ものお金が浮いてきます。
単に住む場所を変えるだけで、これだけのお金が生み出されると考えるとけっこうすごいですよね。

(※もちろん引越しのためのお金はかかりますが、最初だけです。長期で考えると、家賃が高い物件に住み続けるよりも引っ越すほうがお得です。)

特に会社勤めやアルバイトの場合、よほどの成果主義でなければ、給料は少しずつしか上がっていかないケースが多いと思います。

しかし格安賃貸物件で毎月の固定費を下げることができれば、毎月自由に使えるお金を「万単位の金額」で増やすことが可能になります。
これは見方を変えれば『間接的に収入が上がるのと同じ効果を得られる』と言えるでしょう。

しかも給料の金額をアップさせることと比べると、難易度は低く、短期間で実現することができます。

さらに、固定費を節約するということは、その効果は自動的かつ継続的です。格安賃貸物件に住んでいる間はそのメリットを継続して得ることができるのです。

メリット2:新しいことにチャレンジしやすくなる

家賃を格安に抑えることで得られるメリットは、経済的な面だけではありません。

  • 起業や転職など、思い切った決断が必要なことにもチャレンジしやすくなる
  • 会社に勤めている人の場合、「別に辞めてもなんとかなるさ」と考えられるので気持ち的に楽になり、余裕を持って仕事に取り組める
  • 自営業で仕事している人の場合、リスクを伴う選択肢にもチャレンジしやすくなる
  • 少ない収入でも生活することが可能になるので、労働時間を減らすことができ、心にゆとりができる。(仕事に追われすぎて他に何もする気になれなかった状態から解放される)

などのように、精神的な面でのメリットも非常に大きいです。

こうした精神面の変化は、結果として「行動」を変えることにつながります。

新しいチャレンジに踏み出せない理由は、現実的な原因だけではなく、精神的な原因も大きいと思います。

「やりたいことがあるのに、最初の一歩をなかなか踏み出す勇気が出ない」
「失敗するのが怖い。いろんなリスクのことばかり考えてしまう」
「貯金ができるのを待っていたら、実際に行動に移せるのがいつになるかわからない」
このように悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

特に動きたくても動けなかった期間が長かった人ほど、得られる効果は大きいと思います。
一度動き出すことができれば、最初はゆっくりでも、徐々に加速していき、気づいた時には大きな変化につながっていた、ということもあるかもしれません。

というわけで家賃を格安に抑えることができれば、こうした新しいチャレンジへの抵抗が少なくなると思います。

メリット3:経済的な面でのリスク対策になる

社会生活を営んでいくためには様々なリスクが伴います。
経済的な面でのリスク対策は、やはりまとまった貯金を作っておくのが一番安心できる方法でしょう。

とは言え、様々な事情で貯金を作る余裕がない人も多いと思います。その場合はどうすればいいでしょうか?
そこで解決策のひとつとして、格安賃貸物件を提案します。

格安賃貸物件で毎月の固定費を抑えておけば、もし収入が減るような事態が起きても、ダメージを軽減することができるからです。

さらにそれだけではなく、毎月の出費を大きく節約できることにより、貯金を作りやすくなるという効果も期待できます。

リスク対策に加えて貯金を作りやすくなるという、一石二鳥でお得なメリットと言えます。

メリット4:不満点があっても「まあ、しゃーないか」と割り切れる

多くの人にとって、自分が住んでいる賃貸物件の環境が「完璧に100%満足」ということはほとんどないでしょう。
どんなにいい物件に住んでも、何かしらの不満点や問題は必ず出てくるものです。

それなりの家賃を払っている物件の場合では「せっかく高いお金を払ってるのに、なぜこんな不便な思いをしなくてはならないのかッ!!!」とちょっとしたことでも不満を感じやすいと思います。

一方、格安家賃物件の場合はたしかにいろいろ不具合は多いのですが「まあ格安家賃だし、しゃーないか」と割り切ってあきらめがつきやすいです。

管理会社さんに連絡するときも、「まあ、しゃーないか」と割り切っているので、クレームはほとんど言うことなく、淡々と連絡やりとりができるようになります(笑)

これは気持ち的な面での話になりますが、どこに住んでもどうせ不満点が出てくるのなら、少しくらいのことはいちいち気にせずイライラせずにいられるのはある意味メリットです。

メリット5:不便な環境でも工夫する力がつく

格安賃貸物件の設備は何かと不便なケースが多いです。
部屋が狭い、キッチンが狭い、収納が少ない、ユニットバスで風呂トイレが一緒・・・など、物件によって不便なポイントがあるでしょう。

不便な環境で少しでも快適に過ごすためには、様々な工夫をする必要が出てきます。
「どうすれば限られたスペースを有効活用できるか?」「どうすれば不便な設備を効率的に利用できるか?」などを、試行錯誤しつつ改善方法・解決方法を探ることになります。

これが逆に、広い部屋・使い勝手のいいキッチン・大容量の収納などが最初から準備されていたらどうでしょう?
ものすごく便利な一方で、すべてが恵まれた環境ではあまり何も考えずに部屋を使ってしまうこともあると思います。

もちろん「部屋のスペースやら使い勝手やら、そんなことに無駄な思考や労力をかけたくないッ!!」という気持ちもわかります。たしかに他に優先すべきことがある場合は、自分の部屋のことは後回しでいいでしょう。

しかし私はこの『不便な環境でも自分で工夫して、なんとか最適解を見つけようとする試行錯誤のプロセス』が、けっこういい思考トレーニングになるような気がしています。
決して無駄ではなく、後々になって役立つ経験になるのではないでしょうか。

こうした不便な環境の中で『様々な工夫をする思考力』を一度身につけてしまえば、今後もっと広くて便利な部屋に引っ越ししてからも、より快適・便利に使うことができると思います。

また、こうした思考方法は仕事においても活かせるシーンがあるかもしれません。
どうすれば業務で不便に感じていることをうまく解決できるだろう?どうすれば効率良い業務環境が作れるだろう?みたいなことを考えなくてはならない場面は仕事でもけっこうありますよね。

こう考えると、目に見えて大きな効果ではなく地味ではありますが、非常に役立つメリットだと言えるでしょう。

メリット6:少しくらいの不便な環境は平気になる

このメリットについては万人向けではないので、積極的にはオススメできないのですが・・・

あえて自分を少しだけ苦しい環境に放り込むことでメンタルが鍛えられて、いい意味で図太く・しぶとく・たくましくなれるのではないか?と私は考えています。
おおげさに言うと、サバイバル能力が少しアップするのではないか?という話です。

多くの人にとっては、快適で清潔で便利な環境にいられるのが、何もストレスがなく幸せだと思います。
けれど「動物としてのヒト」として考えると、それは生き残っていくためには弱くなりやすい環境なのかもしれません。

ちょっとスパルタ的ですが、多少の不便な環境を経験しておけば、今後苦しいことがあったときでも乗り切れる強さを身につけることができるような気がします。

もちろん健康に悪影響が出ない範囲での話ですので、その点はしっかりと注意の上、決して無理はしないようにしましょう。(健康やメンタルに悪影響が出るレベルになってしまうと、デメリットにしかなりませんので・・・)

メリット7:無駄な物を持たなくなり、身軽になる

格安賃貸物件の多くは物件面積が狭いです。どうしても収容できる持ち物の量が限られてきます。

そうなると必然的に、自分の持ち物を本当に必要なものだけに絞り込んでいくことになります。

無駄なものは自然と買わなくなるでしょうし、すでに所有している持ち物についても減らすことを検討することになるでしょう。
「自分にとって何が本当に必要なのか?」「何を優先すべきなのか?」「何を所有しておく(処分せず残しておく)ことが効率的なのか?」などをしっかり見極める必要性が出てきます。

持ち物を減らすことができれば物理的に身軽になれます。探し物・掃除・引っ越しが楽になりますし、新しく買うものが減れば節約効果も期待できます。
もし不要なものをたくさん溜め込んでいたのであれば、精神的にもスッキリして気持ちに余裕が出てくるかもしれません。

また、このような自分の持ち物を絞り込むことは、『優先順位にもとづいた取捨選択』の思考を日常的に行うことにもつながります。
メリット5での『不便な環境をうまく改善する方法を考えること』と同様に、非常に役立つ思考トレーニングになるのではないでしょうか。

最初は持ち物から始まって、さらにそこから自分の人生においても、自分にとって本当に必要なもの・大切なものは何なのかを考えるきっかけにつながるかもしれません。(ちょっとおおげさですが)

というわけでこの点においても、得られるものが多いメリットだと思います。

ただし、このブログでは、いわゆる究極ミニマリストのような極限まで持ち物を減らすスタイルは想定していません。
格安賃貸物件で快適な生活スペースを確保するために、(持ち物を減らしすぎて不便にならない程度に)必要最低限のレベルまで絞り込むことを想定しています。
※もちろん、究極ミニマリストスタイルが自分に合っていると感じれば、取り入れるのはすごくいいと思います。

まとめ

以上、格安賃貸物件のメリットを紹介しました。

格安賃貸物件と聞くと、ショボくて不便な物件に住むなんて嫌だ・・・とデメリットばかり目に付くかもしれませんが、実はコスト面以外にも様々なメリットがあると私は考えています。

もちろんこれらのメリットは『その人にうまくマッチすればメリットになる』というものですので、誰にでもオススメできるものではありません。

それから、メリットが圧倒的ということは、デメリットも圧倒的です。
世にも恐ろしい『格安賃貸物件に住む圧倒的なデメリット』の記事も必ずお読みください。

デメリットを読んでいただいた上で、それでも格安賃貸物件に魅力を感じたのであれば、このブログで紹介している節約戦術はあなたにマッチしているでしょう。
実際にいろんな物件を内覧してみることをお勧めします。

プロフィール

HIRA

家賃3万円の格安賃貸物件在住。
現在は地方で一人暮らし。今まで様々な賃貸物件を転々としてきました。
普段はWeb系の仕事をしています。

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